TAILOR GOSO|創業100年・富山のオーダースーツ専門店 テーラーゴソー

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2019.08.18

COLUMN

結婚式のスーツ

ここ最近、富山でも友人の結婚式に着ていくスーツを仕立てる若いお客様が増えてきている気がします。

そういう富山の若い世代の方々は「オーダースーツ」というのがけっこう身近な存在だと感じていらっしゃるのだなと。

大変うれしく思います。

 

さて、結婚式に着ていくスーツはどのようなものが正解なのか。昔のルールと今時のルールをご紹介したいと思います。

基本としては新郎よりも目立つ格好をしないこと。

 

昔のルールとしては、ブラックスーツ一択でネクタイも基本的に白もしくはシルバーでした。

今は、明るすぎないダークスーツ(暗めのグレーか暗めのネイビー)で、ベストを着用したスリーピースが多いです。

柄は、無地が基本ですが、シャドーストライプくらいであれば問題ありません。

ピンストライプなどは、ビジネス感が出て「普段着ているスーツなんだな」という印象を与えてしまいますので控えましょう。

 

シャツも白無地一択で良いと思います。よく既成で売られている黒シャツは結婚式の場では不格好ですので控えましょう。

また、ボタンダウンシャツもカジュアル感が出るのでNGです。

 

ネクタイは、白かシルバーが昔は基本だったんですが、今は明るめの色で良いと思います。

靴は、内羽根の黒のストレートチップが一番望ましいです。

あとは、タイバーやポケットチーフ(フォーマル感のあるスリーピークスか、華やかなパフドという折り方がおすすめ)などの小物を使いおしゃれに決めていきましょう。

 

全体的に昔ほどの「ガッチガチ感」がなくなってきてはいるのですが、あくまでフォーマルな場です。

そして、けっこうみんな周りの参列者の格好を見ています。自分も見られています。

あくまで主役の引立て役という礼節をわきまえた上で、周りよりも1ランク上の品格のある身なり格好をしていきましょう。