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2019.05.27
COLUMN
アメリカスーツの特徴
今回はアメリカスーツの特徴をご紹介したいと思います。
アメリカの歴史的背景としては、かつてイギリスの植民地であったことが大いに影響しています。
独立戦争後、スーツに関してもイギリスに反骨精神があらわれており、ことごとくイギリスの相反するシルエットや特徴となっています。
例えば、シルエットの特徴として
・肩回りがナチュラルなつくり↔イギリスの構築的な肩回り
・絞られていないボックスシルエット↔絞りの入ったウエストシェイプ
・袖ボタン3つ↔袖ボタン4つ
などが挙げられます。
また、『ボタンダウンシャツ』というのはご存知だと思いますが、もともとイギリスでポロ競技の際に着用されていたスポーツ用のシャツだったのですが、この『ボタンダウンシャツ』にネクタイとジャケットを合わせてスーツスタイルで着こなしたのがアメリカのブルックスブラザーズとされています。
それほど、イギリスに対して逆を行こうとするスタイルがアメリカの特徴です。
ちなみに、ストライプネクタイの縞の向きもイギリスとアメリアでは真逆です。