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2019.04.21
COLUMN
スーツの起源
私たちが普段来ているスーツの起源をご存知でしょうか?
もちろん英国が発祥なのですが、その起源は「ラウンジスーツ」が現代のスーツの起源だといわれています。
1850年代、イギリスはヴィクトリア朝時代。
貴族たちは1日に何度も洋服を着替えていました。
午前中の服、乗馬用の服、夕食時の服、食後の服…。
その、夕食の際には必ず男性はイブニングコートといわれる燕尾服を纏って食事をします。
そして、夕食が終わると男性陣だけラウンジルームに移り、食後酒や煙草を楽しみ仲間達と歓談します。
イブニングコートのテイル部分がゆったりとソファに座る際邪魔なので、ラウンジルームに限りテイルレスのジャケットが許されるようになり、次第にラウンジジャケットなるものが出てきました。
そして、いっそのことジャケットとウエストコートとトラウザーズを同じ生地で作ってみては、ということでラウンジスーツができたといわれています。
そして次第にラウンジスーツが中流階級にも広がり、徐々に市民権を得ていき一般的に着られるようになりました。
それが現代の私たちが来ている「スーツ」の起源なのです。
豆知識程度に覚えていると良いかもしれません。